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やねかべコラム_3

2023.9.20 「福やね」のやねかべコラム

やねかべコラム_3

全国の屋根を愛する皆様こんにちは、「やねかべコラム」の時間がやってまいりました!

 

前回は屋根って軽い方が良いんだけど、屋根材はどれを選べば良いの⁇軽い屋根材ならなんでも良いの⁇というお話でした。

という事で今回からは色々な屋根材の特徴、メリットやデメリット等をご紹介していきます。

 

さて今回は、屋根材の王道‼ 瓦屋根をご紹介します。

 

一言で瓦と言いましても多種多様でして、皆さんがイメージされるのは一般的な和瓦かと思いますが、

最近ではS型 F型の様な洋風瓦も多く見かけます。

 

(参考写真:S型瓦)

 

(参考写真:F型瓦)

 

また後に説明しますがここ10年程前から「クボタ」と「松下電工」が折半出資の会社のKMEW(ケイミュー)から発売の、ルーガというハイブリッド瓦もあります。

 

さてここからが本題でして、じゃあ瓦のメリットって⁇ デメリットは何⁇ です。話すと長くなりますが、長々とお話しします(笑)

 

まずはデザイン!特に和風の戸建て住宅で、瓦の威厳・風格は他の屋根材では出せませんよね、THE日本の家‼です。

 

次に耐久年数が驚くほど高い事です、一般的に瓦の寿命は約60年と言われています。

初期コストはかかりますが長期的にみると最も価値のある屋根材とも言えますね。

最近では漆喰等を使わない乾式工法が標準化していますのでメンテナンス頻度も少なくなってきています。

 

因みにコロニアル系の屋根で約10~20年、金属系屋根で20年~30年と言われています。

福井県は多湿で雪国なのでこれより少し短寿命のお宅も多く見られます。

 

そして瓦屋根の隠れたメリット‼ 瓦独特の形状により瓦と野地板との間に通気層が確保出来る‼というところです。

瓦の寿命60年の秘密は素材だけでなく野地板が痛みにくい事も起因していると考えられますよね。

 

 

先に記載した最近流行りのF型瓦など凹凸の少ない瓦は通気層が少なくなります。

しかしクリップ工法や縦桟工法等で通気層を確保する対策も確立されてきていますのでご安心下さい。

(参考写真:クリップ工法)

 

(参考写真:縦桟工法)

 

それでは長々と瓦屋根のメリットについてお話しましたが、いかがでしたか⁇ 次はデメリットのお話‼

といきたいところですが本当に長くなっちゃいますので・・・デメリットはまた次回のお楽しみに!

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